⽬細⼋郎兵衛商店

1575年創業の加賀毛針の老舗。金澤表参道、目細通りに店を構えています。布地にすっと入る針の刺し心地の良さから、当時の加賀藩主より「目細」という針の名前を名付けられたそうです。

岩本清商店

あたたかみある焼桐の木肌に、優美な蒔絵を施す金沢伝統の桐工芸。岩本清商店は1913年創業の金沢桐工芸の老舗です。金澤表参道に工房を構えています。

⽉映

月映は明治時代に建てられた町家を改装したギャラリーです。古くから金沢にある技術に根ざしたつくり手のアートを専門としています。「アートを暮らしの中に」がコンセプトです。

坂井直樹【金属工芸】

金沢に移り住み、創作を続けています。茶釜や鉄瓶、花器を手掛け、鉄を素材とした作品で茶道に通じる新しい世界観を展開しています。

藪内公美【金属工芸】

鍛金という工芸技法と刺繍を組み合わせた作品を創作しています。金属を叩き、そこに糸で刺繍を施す。この繰り返しから幻想的な作品が生まれます。

山脇千尋【漆】

漆という素材が与えるみずみずしさ、螺鈿や蒔絵の装飾による輝き。それらを用い、草木や花などの移ろう一瞬を留めた作品を作っています。

百瀬玲亜【漆】

自然の植物をモチーフにして漆作品を創り上げています。伸びやかでスピード感のあるフォルム、手間をかけ磨き仕上げられたなめらかな手触りや深い艶が作品の魅力です。

鵜飼康平【漆】

木の主張を感じ、それを受け入れながら形をつくる。漆という素材を扱い、人の手と素材のやり取りの中で偶発的に生まれていく現象を大切にしています。

片瀬有美子【陶芸】

19世紀イギリスで生まれた陶芸の技法“mocha ware(モカウェア)”を応用した作品を作っています。焼く前の素地にモカティーと呼ばれる液体に絵具を混ぜたものをを垂らすと模様ができます。そこに透明感溢れる景色が広がります。

choccori 矢倉美津子【刺繍】

目細八郎兵衛商店とコラボして制作した刺し子針山。あたたかみのある可愛らしい作品です。

山崎菜穂子【型染め】

金沢の日常にある風景、何気ない植物たち、光と影。その何気ない一瞬を切り取り、独自の感性でテキスタイルに落とし込んでいます。客室のテーブルランナーは山崎菜穂子さんの手によるものです。

赤地径【九谷焼】

昔ながらの九谷の土を用いて、赤・黄・緑・紫・紺青といった九谷の伝統的な五彩の絵の具で絵付けをすることを大切にしています。大らかで愛らしい作風が魅力です。

FUTAGAMI

光沢が優雅で美術工芸品や仏具などの素材として長い歴史がある真鍮。富山・高岡の真鍮鋳物の老舗が立ち上げたブランドが「FUTAGAMI」です。

noto design

能登に自生するアテの木は、石川県の県木。能登島を拠点に活動しているデザイン事務所、noto designが、その魅力を伝えるためにアテの木から採った精油のエッセンシャルオイルをデザインしました。その香りを客室でお楽しみいただけます。

高澤ろうそく

1892年創業の能登の七尾和ろうそくの老舗。七尾和ろうそくは石川県の稀少伝統工芸品のひとつです。自然の素材から作られた和ろうそくは、大きくゆっくりと揺らめく炎が特徴。１本の和ろうそくを置くことによって、空間が特別なものになります。